「天女の仔」名場面集とあらすじ 〜その4〜
春・夏・秋・冬、クラが天に昇っていってから一年がたちました。
レンはその間ずっと、天に向かって太鼓を叩き続けました。
クラが帰ってくるように、と。



レンにはすぐにわかりました。
そうです。クラが、クラが帰ってきたのです。
レンの明るく清清しい笑顔でお芝居は幕を閉じます。

クラは天女となって天に舞い上がっていきました。
「クラ〜、クラ〜〜、クラ〜〜〜」。
レンの叫び声はいつまでもいつまでも山にとどろきました。


そして、今日も待ちぼうけかなと、帰ろうとした瞬間。
ヤブツバキの白い花がハラハラと一輪。
レンが振り向くと、ヤブツバキの花が一面まっ白に!



フィナーレは、中部少年少女合唱団MIRAIの子どもたちによる「勇気の言葉をあげるよ」の合唱で締めくくられます。劇団みくのキャストたちも加わって感動のラストです。
勇気の
 「天女の仔」フィナーレ曲

 
  〜 勇気の言葉をあげるよ 〜

                
 作詞:山崎達哉
                       作曲:松本やすし


  
                   

  いつだってそばにいる

    頬を伝った涙をぬぐって

    約束さ 忘れない

    いつも勇気の言葉をあげるよ

    あなたの味方 愛を信じる力

    ほら、いつでも、あなたのこと守ってる

    ほら、いつでも、あなたのこと愛してる


一人ひざをかかえ泣いた
         
空の青さ忘れかけた

    あの日 丘の上 夜の空見上げ 

    二人肩を寄せ 歌を口ずさむ   

流れ星追いながら

   そっと夢見る心を伝えた  

    約束さ 忘れない 

   いつも勇気の言葉をあげるよ

   あなたの味方 愛を信じる力

    ほら、いつでも、あなたのこと守ってる

    ほら、いつでも、あなたのこと愛してる


やくそく〜〜


ランランランラン…

ランランランラン…