SATOMI外伝の新作影絵も展示してあります
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今回の公演はロビー、通路まで工夫がいっぱい。ロビーには「倉吉里見手作り甲冑愛好会」のご好意で手作り甲冑が並べられました。すべて紙で作られてるなんて信じられない!

お客さま通路には前夜に大盛り上がりをみせた「山陰KAMIあかり」から行灯をお借りしてライトUP!

さぁ!おもてなしの準備は整いました!!
Manjiさん、Yamawakiさん、お世話になります。
さあ、お客さまが続々と席を埋めていきます。
いよいよ開幕です。いきなりスクリーンに映し出されたのは里見家のお墓。
コウモリが群がってきてどうなっちゃうのかと思ったら、今度はいきなり妙齢の美女。
いったい、このお芝居はどうなっちゃうんだぁ〜〜〜!
な、なんだか重苦しいぞ。いつもの「みく」の影絵劇と違うぞ…と思っていたら、スクリーンが登場して、影が映し出されました。

ああ、安心、安心。。。

これぞ「みく」の影絵劇だぁ!
男の子と女の子。兄妹のようですが、出会ったばかりの若侍とけんかをしています。そこに不気味な声を発しながら「はんざき(オオサンショウウオ)」が登場してきます。

こやつ、一体、何者?
三人は同じ目的地を目指している様子。どうやら只ならぬ場所のようです。


烏ヶ山。。。

恐ろしい魔物が住む山として里の人々に恐れられています。
妹の鮎が母を恋しがって、幼い時に教えてもらった子守唄を唄い始めます。兄妹は魔物に捕らわれている母を助け出すために旅をしているのです。

そして、若侍にもつらい過去がありました。
彼は、房州の名門・里見家と深いつながりがあるようです。
妹の名は鮎。鮎は母のために毎晩、大山の草花の夜露を集めます。
それが母を救う薬になることを信じて。

そんな大切な夜露を、犬にかまれた若侍のために使ってしまいます。

驚く若侍。
烏ヶ山には危険がいっぱい。ブナの林で大イノシシに襲われます。兄の大八は大イノシシの背に乗っけられ、命の危機にさらされますが、突然現れた犬に助けられます。

この犬の正体は?

場面変わって、烏ヶ山の主・魔物の魔窟。手下のコウモリとともに魔物は三人を待ち構えている様子。

なぜ?

魔窟には、里見家に代々伝わる八つの玉が隠されていました。
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