市民影絵劇団が2001年の春に旗揚げしてからの公演・活動のあしあとです。

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2013年12月7日(土)、8日(日)
 
「め で た く か し こ」

                倉吉パークスクエア視聴覚ホール



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初めてのコメディーでした。
その難しさはわかっていたはずなのですが、想像以上に…(苦笑)。
二回目はかなり笑いがとれたけど、一回目はイマイチで。いやぁ、本当に一筋縄では。
石賀さんが水を得た魚のように、縦横無尽の熱演で芝居を盛り上げてくれました。アドリブもよくウケていました。彼女はこんな役がずっと演じてみたかったんだろうなぁ。
あす香は等身大のヒロインをうまく演じていました。あまりにも役にシンクロしすぎて逆に苦労したかもしれません。小松が本当に良かった。こんなうまい役者だとは思いませんでした。見直しました!
客演の二人は大きな大きな戦力となってくれました。小西さんは作品にリアリティーを、はるかちゃんは作任に爽やかな笑いを吹き込んでくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。

残念ながら、この作品に「影絵ファンタジー」の冠はつけられないなぁ…。けれど、「再演をしてみたい。」と思った初めての作品かも。



スタッフ

 【作・構成・演出】
山崎 達哉
 〔衣装製作〕   楠本 知恵美、松田昌子
 【照明】       鈴木 一郎
 【音響】       足立和美
 

キャスト

  【皇女和宮】 清水あす香
 【岩倉具視] こまつゆうき
 【おみつ】    小西順子(劇創西社OHKUS)
  【おとよ 】    河村悠加(劇創西社OHKUS)
 【大江磐代君/お藤】 石賀 ます子
 【ナレーション 】 川本東洋
  【プロジェクター操作】 松井 収、岡本明美、川本東洋、足立和美

SPECIAL THANKS
   劇創西社OHKUS、赤碕地区公民館
  
動員数 約120名(二回公演合計)



2013年1月13日(日)
 
影絵ファンタジー「栗鼠の森」

                倉吉パークスクエア視聴覚ホール



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子ども向けの作品を創ろうと思いました。
まだまだ内容に難しいところがあり過ぎる…。内輪ではそんな意見が多かったのですが、実際の公演の子どもたちの反応を見ていると、ある程度は目的を達することができたんじゃないかなぁ。
しかしながら、全小中学校にチラシを配布してあんな数の子どもたちしか動員できないんじゃ、子ども向け作品を創る意味がないような…(涙)。

いつものように新人を主役に抜擢しました。あす香は、今までの子の中で一番才能があるような気がします。はたしてこの先どこまで伸ばしてやれるか。責任を感じています。

十何年ぶりに帰ってきた小松は、よくあの難役をやり遂げてくれました。見事な役作りだったと思います。あんな役ができる役者はなかなかいません。たいしたもんです。新人の面倒もよくみてくれました。

裕美は、仕事が忙しい中よく頑張ってくれました。ようやく後半になって稽古に参加できるようになってメキメキ上手くなりました。今回の役は強さと優しさを見事に演じてたんじゃないかなぁ。もって生まれた華のようなものを感じます。

石賀さんは、やはり,、The女優さんです。少ない見せ場で強烈な印象を残しました。カーテンコールは美空ひばりが出てきたかと思いました(大笑)。
今後は声量をいかに増していくかが課題です。もっともっともっともっと上にいける人です。

和美は、よく冬場の稽古を通い続けました。あの根性は見上げたものです。そして若きリーダーの苦悩を上手く演じたと思います。僕的にはリンナが影の主役なのです!
次の作品はパッションあふれる役でなく、おっとりとした役をさせようと思っています。
彼女も声量アップが課題!あの喉を締め付けるような発声をなんとかせんと…。

裏スタッフの方はいいチームワークでした。
小西さんがいてくれるだけで僕はホッとします。もう欠かせない人だなぁ。状況把握の的確さが素晴らしい。
石賀さんと小西さんのサポートで岡本さんもよく頑張りました。彼女は半年間一度も稽古を休んでいません。こんな団員はいまだかつていません。(拍手!!)
松井さんもプライベートでいろいろ心配事があったのですが、楽しんでくれてる様子が伝わってきました。今回はミスも少なかった。

最後に東洋くん。ものすごい数の仕事を振りました。ものすごい数の僕のイメージを投げつけました。よくまあ、あそこまでまとめたあげたもんです。彼の才能に敬服。。。


アンケートを読むと、肯定的な意見にしろ否定的な意見にしろ、ビジュアル的な部分への指摘が多かったように思います。
うちの芝居の宿命かもしれないけど、もう少し役者たちの演技に着目してほしい。今回は特にそう思いました。


役者たちは、一生懸命演じてくれました。いいパフォーマンスでした。



スタッフ

 【作・構成・演出】
山崎 達哉
 【影絵原画】   小野 進
 【CG製作】    川本 東洋
 【人形製作】   劇団みく工房(松田 昌子、宮本 嘉子、清水美由紀、楠本知恵美)
 
〔衣装製作〕   楠本 知恵美、清水美由紀
 【挿入歌作曲】 松本 やすし

 【照明】       鈴木 一郎
 【音響】       横山和久、川本東洋
 【大道具・小道具】 北川 昌信、三谷 実
 
〔広報〕       矢嶋 健二郎(Web鳥〜みんぐ)

キャスト

  【ブン】     小松 悠基
 【ルキ】    清水あす香
 【チーダ】    太田 裕美
 【リンナ】    横山 和美
 【タブノキのおばば他】 石賀 ます子
 【影絵操演】  岡本 明美、石賀ます子、小西 順子(劇創西社OHKUS)
 【プロジェクター・OHP操作】 松井 収


SPECIAL THANKS
   劇創西社OHKUS、シビックセンターたからや、
   倉吉リフレプラザ


動員数 約150名(二回公演合計)


2012年6月16日(土)、17日(日)
 
影絵ファンタジー 「天女の子」
                   倉吉未来中心リハーサル室

スタッフ

 【作・影絵演出】
   山崎 達哉
 【脚色・構成・演出】 足立 和美
 【影絵原画】      小野 進
 【CG製作】      川本 東洋
 【背景絵彩色】    山根 大和
 【人形製作】      劇団みく工房(松田 昌子、宮本 嘉子、清水美由起)
 
〔マペット人形〕     岡村 貴史
 〔紙粘土人形〕     河本 香
 〔衣装製作〕      楠本 知恵美

 【テーマ音楽】     松本 やすし

 【照明】         鈴木 一郎
 【音響】         山崎達哉
 【大道具・小道具】  北川 昌信、三谷 実
 【チケット挿絵】    真栄 友香
 
〔広報〕         矢嶋 健二郎(Web鳥〜みんぐ)

キャスト

  【ク ラ】    足立和美
 【オヨシ】   太田 裕美
 【白 狼】    木藤 隆親
 【かあべえ】  山本 紗奈江
 【お婆ぁ】   石賀 ます子
 【乙名樹】   河本 香
 【クラ幼少期】 楠本 涼華
 【影絵操演】  岡本 明美
 【プロジェクター・OHP操作】 川本 東洋


SPECIAL THANKS
  NPO法人未来、Web鳥〜みんぐ
 
動員数 約150名(二回公演合計)


2011年9月11日(日)
 創立10周年記念公演
影絵ファンタジー 「天女の仔」
                   倉吉未来中心大ホール


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記念すべき10年目の節目。再び「羽衣天女伝説」に挑みました。

構想5年…。多くの時間を費やしました。
最初はどこかの小ホールでやるつもりだったのですが、いろいろあって最終的には大ホールでやることに(笑)。


しかし、この大ホール公演…。
僕にとっては長年の夢だったのですが、劇団員には大きな重荷になったようです。
 劇団の在り方、影絵の意義、いろいろなことを考えさせられました。今後どうしていけばいいのか…、まだ結論は出ていません。

この年一番嬉しかったのは、みくの卒業生が初めて帰ってきたということ!僕は迷うことなく、美しく成長した彼女を主役に抜擢しました。
このぐらい短期間で伸びた子はいないと思います。本番の演技は圧巻でした。

小学生たちを初めて演技指導したりもしました。本当に大変でした(苦笑)。毎日が勉強でした。教えるだけでなく教えられることも多々ありました。

大人たちも本当に上手い役者になってきました。これからが楽しみです。


総体的に見て、創立10周年にふさわしい堂々たる作品だと自負しています。まさに10年の集大成。10年前の「羽衣伝説」へのオマージュともいえるものです。

ただ、クライマックスの天女飛翔が影絵で出来なかったことが悔やまれます。

フィナーレの「勇気の言葉をあげるよ」は素晴らしい曲です。作曲の松本氏にただただ感謝!他の選曲も抜群だと思ったけど、誰もほめてくんないなぁ…(涙)。
岡村さんの個性的な白狼マペットも作品に厚みを加えてくれました。

僕の個性がもっとも色濃く出た作品です。できることなら、もう一度再演したい。


スタッフ

 【作・構成・演出】
  山崎 達哉
 【影絵原画】     小野 進
 【CG製作】     川本 東洋
 【背景絵彩色】   山根 大和
 【人形製作】     劇団みく工房
 
〔マペット人形〕    岡村 貴史
 〔衣装製作〕     高井 康子、楠本知恵美

 【テーマ音楽】    松本やすし
 
〔振り付け指導〕  森本 里美

 
〔舞台監督〕     荒谷 正彦((有)イーストシティ)
 【照明】        柚木健志((有)スペース・アート)、鈴木一郎
 【音響】        八田 秀一、若山 訓
 【大道具・小道具】 北川昌信、三谷 実
 
〔広報〕        矢嶋健二郎(Web鳥〜みんぐ)

 【制作】  山崎 達哉 

キャスト

 【ク ラ】   太田 裕美
 【レ ン】   住友いるあ
 【白 狼】   足立 和美
 【かあべえ】 八田 朋子
 【お婆ぁ】  石賀ます子
 【乙名樹】  河本 香

 〔合唱〕 
  中部少年少女合唱団MIRAI

 【影絵操演】 坂野 圭、楠本涼華、岡本 明美

【プロジェクター・OHP操作】 松井 収、八田真由美、盛山 有斗
                    小西 順子(劇創西社OHKUS)


SPECIAL THANKS
  劇創西社OHKUS、NPO法人未来、(社)倉吉青年会議所
  鳥取県総合芸術文化祭中部地区企画運営委員会、福永 晴美、
門村 千里
動員数 約350名


2010年3月21日(日)
 境港公演
影絵ファンタジー 「しげーさんとのんのんばあ」
                   境港夢みなとタワー・多目的ホール

スタッフ

 【作・構成・演出】
  山崎 達哉
 【影絵原画】 小野 進
 【人形製作】 劇団みく工房(楠本知恵美、鈴木 一郎、松田 昌子、宮本 嘉子)
 【照明】  鈴木一郎
 【音響】 若山 訓、西坂千代子
 【大道具・小道具】 北川昌信、三谷 実

 【制作】  山崎 達哉、楠本知恵美 

キャスト

 【のんのんばあ】  河本 香
 【しげる】  坂野 圭
 【ゆき】  阿部桜子
 【美和】  楠本涼華
 【人買い】 山根大和

【プロジェクター操作】 楠本知恵美

 【広報】  矢嶋健二郎

 
【特別協力】 黒目友則

SPECIAL THANKS
  NPO法人未来・
Web鳥〜みんぐ


2009年12月23日(天皇誕生日)
 クリスマス公演
影絵ファンタジー 「しげーさんとのんのんばあ」
                   倉吉未来中心リハーサル室


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クリスマスのあの独特の雰囲気の中、心がほかほかしてくるような作品にしたいなと思いました。全面的に台本を書き直し、子どもたちだけでやろうと思いました。
キャストたちの踏ん張りもあり、こじんまりとはしてるけど、温かないい公演ができたと思っています。

 9月そして12月、二人の個性的なのんのんばあが誕生しました。劇団創立メンバーである二人の女優の底力を見せつけられました!

この作品はスタンダードになるような気がしています。



スタッフ

 【作・構成・演出】
  山崎 達哉
 【影絵原画】 小野 進
 【影絵美術・人形製作】 劇団みく美術工房(楠本知恵美、鈴木 一郎、松田 昌子
                 宮本 嘉子)、楠本博文、山根大和、仲倉由美、福本元実
 【照明】  鈴木一郎
 【音響】 八田秀一、横山晶子
 【大道具・小道具】 北川昌信、三谷 実

 【制作】  山崎 達哉、楠本知恵美 

キャスト

 【のんのんばあ】  河本 香
 【しげる】  坂野 圭
 【ゆき】  阿部桜子
 【美和】  西坂茉利
 【呼子】  楠本涼華
 【人買い】  重道和来
 【小豆はかり】 山本紗奈江

 【影絵操作】 石賀ます子

【プロジェクター操作】 重道和来

 【広報】  矢嶋健二郎、森 貴洋

 
【特別協力】 黒目友則

SPECIAL THANKS
  NPO法人こども未来ネットワーク・NPO法人未来
  (社)倉吉青年会議所
Web鳥〜みんぐ

動員数 約100名(二回公演合計)


2009年9月21日(敬老の日)、22日(国民の休日
市民影絵劇団みく・劇創西社OHKUS合同公演
影絵ファンタジー「のんのんばあの妖怪絵物語」
                   倉吉未来中心小ホール


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最初に作成したチラシとポスターには、「市民影絵劇団みく with 劇創西社OHKUS」と入れました。二週間前のパンフレットを作成する時は迷いました。with & にしようかと。
そして、本番前日にコピー機で刷り上げたアンケートには、「市民影絵劇団みく・劇創西社OHKUS合同公演」と迷いなく入れました。両劇団のロゴマークを入れて・・・。 いろいろ迷ったのには、伝統ある劇団の名前に傷をつけるんじゃないか。。。そういう怖さがあったのです。まだ with なら失敗しても許してもらえそうだ。ボク自身も気が楽だなぁ〜…なんて。

 ただ、7月に合流してからの実際の彼らの関わり方は、半端ではありませんでした。withどころではありませんでした。週二回、三回、四回、どんどん稽古日が増えていこうとも、皆、一生懸命参加してくれました。。。稽古の時は率先してスクリーン、平台を設営し、スクリーン前とスクリーン裏を何度となく行き来してくれました。それは献身的といっていいものでした。彼らがいなかったら、ボクは途中で放り出していたことでしょう。彼らがいなかったら、ボクはぶっ倒れていたことでしょう。。。

打ち上げの三次会でOnoue代表が言ってました。「僕は彼らのことを誇りに思う!」と。その言葉を聞いた時、ボクはとても羨ましかった!(涙)

本公演で彼らに何か得るものがあったのだろうか? それはよくわかりません。ただ、ボクは彼らから多くのことを学びました。うちの劇団員たちもそうでしょう。高校生たちもいい勉強になったはずです。また機会があれば、最初から合同公演の冠をつけて、堂々とやってみたいと思っています。そのためにはボク自身がもっともっと勉強しないと! 


スタッフ

 【作・構成・演出】
  山崎 達哉
 【影絵原画】 小野 進
 【影絵美術・人形製作】 劇団みく美術工房(楠本知恵美、鈴木 一郎
                  松田 昌子、宮本 嘉子、楠本博文
                  山根大和、仲倉由美、福本元実)
 【舞台監督】伊藤げん(鳥取市民劇場)、 荒谷 正彦(イーストシティ)
 【照明】  鈴木一郎
 【音響】 八田秀一、横山晶子
 【大道具・小道具】 北川昌信、三谷 実、竹尾征二、東田 幸一

 【制作】  山崎 達哉、楠本知恵美 

キャスト

 【のんのんばあ】  石賀ます子
 【しげる】  重道和来
 【ゆき】  山本紗奈江
 【美和】  阿部桜子
 【かっぱ】  坂野 圭
 【天井なめ・あかなめ】  西坂茉利
 【小豆はかり】  河本 香
 【おとうさん】 織田 光(劇創西社OHKUS)
 【おかあさん】 小西順子(劇創西社OHKUS)
 【銀行強盗】  尾上貴尉(劇創西社OHKUS)

 【影絵パフォーマンス】 石笠勇太、亀井さつき、河村悠加、松原卓也
                 石坂 修(劇創西社OHKUS)、楠本涼華

【プロジェクター操作】 松井 収

 【方言指導】  細井悠子、細井明子、都田絵理
 【広報】  矢嶋健二郎、森 貴洋

 【制作協力】 尾上貴尉(劇創西社OHKUS)

 
【特別協力】 黒目友則

SPECIAL THANKS
  倉吉市・倉吉市教育委員会・NPO法人こども未来ネットワーク
  NPO法人未来・(社)倉吉青年会議所
Web鳥〜みんぐ

動員数 約600名(二回公演合計)


2006年11月19日(日)
創立5周年記念公演
 (鳥取県総合芸術文化祭県民企画アートチャレンジ事業)

影絵ファンタジー
 「SATOMI外伝〜もうひとつの八犬伝〜」
                   倉吉未来中心小ホール
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新作原画へ
 
 創立5周年を記念してオリジナル作品を手がけました。かねてからの夢だった「冒険ファンタジー」作品です。
 倉吉には房総の名門里見家の十代目当主・里見忠義の墓が残っています。倉吉はあの「南総里見八犬伝」のルーツといってもいいのです!妄想や空想が入り混じって、シナリオを書き上げたの去年の夏のこと。秋口にシナリオが完成し、年が明け今年の春から芝居の稽古が始まり、影絵製作もスタートしました。
 初めての完全オリジナル!初めての時代劇!初めてづくしの手探り状態で芝居作りは進んでいきました。夏からは、念願だった倉吉の老舗劇団「劇創西社OHKUS」から尾上代表を客演として招くことができ、皆が芝居のいろはから教えていただきました。彼の全面的サポートがなければ、この公演の成功はなかったでしょう。
 当初はなかなか役者がそろわなかったり、影絵の製作が遅れたりで製作は難航しましたが、次第にチームワークが固まっていき、最後は一致団結、お客様にも喜んでいただける素晴らしい公演を行うことができました。
 小さなお子さんたちがちゃんと観てくれるかとても心配だったのですが、お父さんお母さんと一緒に影絵ファンタジーを楽しんでくれたようです。
 上演時間一時間三十分は長過ぎるのか、頃合いなのか? 場転の数が多すぎたのか、必要不可欠だったのか?
 いろいろと課題は残されましたが、創立5周年をとてもいい形で迎えることができました。特筆すべきは大道具、小道具、照明小道具など、わが劇団の技術スタッフの質の高さ。これからも劇団の宝として大切にしていきたいものです。
 

スタッフ

 【作・構成・演出】
  山崎 達哉
 【音楽】  石賀 優衣
 【衣装】  中矢 恵子
 【振り付け】 田中 和幸
 【影絵原画】 小野 進
 【影絵彩画】 川本 東洋
 【影絵美術・人形製作】 劇団みく美術工房(楠本知恵美、鈴木 一郎、
                     松田 昌子、宮本 嘉子、西坂 瑠生)
 【舞台監督】 荒谷 正彦(イーストシティ)
 【照明】  柚木 健志、鈴木 一郎、黒木
 【音響】 竹の家啓吉、上田 誠(トミヤ楽器店)
 【大道具】  北川 昌信
 【照明小道具】 東田 幸一

 【制作】  山崎 達哉、楠本知恵美 
 【写真・ビデオ撮影】  矢嶋健二郎
 【動画・パンフレット制作】 川本 東洋
 【制作補佐】 大谷美津子

キャスト

 【若侍(堀江信乃】  横山 和美
 【大八】  坂野 圭
 【鮎】  楠本 涼華
 【はんざき】  河本 香
 
 【蝙蝠】  尾上 貴尉(劇創西社OHKUS)
 
 【魔物(妖狐】
  木藤 隆親
 【魔物(大蜘蛛)】  石賀ます子
 【里見忠義】 山根 大和
 【堀江能登守】  山根 誠
 【信乃(幼少時)】  西坂 茉利
 【お路】  西坂千代子
 【八賢士】  日置 耕一ほか地元有志の皆さま
 【コロス】  山本紗奈江、横山 浩子、西坂 茉利、山崎 哲平

 【OHP操作】
 松本佳央梨、松井 収、山根 誠、河本 香、石賀ます子
 【プロジェクター操作】 北川 昌信

SPECIAL THANKS
  シビックセンターたからや・関金都市交流センター・湯命館・
  Web鳥〜みんぐ・  NPO法人こども未来ネットワーク・ 
  倉吉おやこ劇場・(社)倉吉青年会議所
萬治 香・山脇正子

動員数 約400名(二回公演合計)


2005年7月17日(日)
松戸市民劇団・市民影絵劇団みく合同公演
『梨の懸け橋』奈良公演
 奈良県吉野郡大淀町あらかしホールにて

 合同公演「梨の懸け橋」のファイナル公演となりました。小さな町なのに本当にたくさんのお客様にご来場いただきました。(感謝!感謝!) ただ、子どもたちだけで入場していたようで、彼らが何度もホールを出たり入ったりするのには閉口しました。小学校の3、4年生ぐらいでしょうか、その子たちを芝居に魅きつけることができなかったのが残念です。もう少し私たちが作り出し、映し出す影絵に力があったなら…。
 公演の方は良い出来だったと思います。午前中のゲネプロがボロボロだったので心配していたのですが(…というのは嘘で、ゲネの出来が悪かった時には内心、次はイケると思いました…笑)
 松戸と比べてみくの元気がなかったという声もチラホラありましたが、これは相対的なものなので比べても意味がありません。逆に互いのテンション、パフォーマンス・レベルを合わせられなかったというのが今回の公演の反省すべきところなのかもしれません。やはり九ヶ月のブランクと合同稽古の不足が響きました。公民館シーンも石上座長の個人技への依存率が大き過ぎたようでした。
 もう少し全体の状況を皆に伝えたかった…。もっと毅然と勇気を持って伝えなければならなかった。これはもう私の人間的度量の小ささに素因があります(涙) もっともっと芸術のためには強くならなければ!


 まずは、ちゃんこの演技の集中力のなさが目立ちました。プロデューサーという大役、松戸との調整役、影絵の裏操作を何とかまとめようとする大きな責任感、これらに集中力を持っていかれたというのは容易に想像できます。(ただでさえ気がつきすぎるのに…)
 とにかく彼女の「本番には強い伝説」は崩れました(笑)。今後は自我を人前で爆発させることなく稽古を積み重ねていってほしいです。このファイナル公演の推進者は間違いなくちゃんこです。「本当に奈良に行って良かった!」 心より感謝しています。
 
 森くんは、めきめき腕を上げてきました。発声ができてきたというのが主な要因でしょうが、理解力が.高まってきたというのが大きいのかもしれません。まだ時間はかかるけど、演出の意図をなんとか形にしようと努力しています。体の硬さ、動きの遊びのなさ、そして気合が入ると声が上ずってくるのが難点ですが、公演を重ねるたびに上手くなってきています。今回の若々しい北脇はドラマ的にとても華があり、リアリティーもあったと思います。
 
 河本さんの楊貴妃は、もう最後段階では歌を唄うような感じになっていました。楊貴妃の人形はその歌にのって踊るように操演されていました。楊貴妃人形が素晴らしかったのは茉利の努力のたまものでもあり、河本さんが上手に歌い上げてくれたおかげなのです。
 ただ、農家の奥さんでの出演シーンには何の現実感もありません。まさに“サービス・シーン”で終わってしまっています。あれなら誰が出たって一緒です。
 
 日置さん“本番に強い伝説”は、まだかろうじて生きています。本番は存在感がありました。二枚目俳優は大根役者であっていいと思います。けれど腹が出てきては二枚目を張れなくなります。奥さんの理解を得て体型の維持に努めてほしいものです。

 大谷さんのルアンアルリーは、最後の一週間ほどで一気に完成されたようでした。彼女を見ていると役作りに悩むことの大切さが本当によくわかります。今回の演技は相当なレベルのものだったと思います。あとは体力づくり。あんなに体力がないんじゃよその劇団では使ってもらえません(笑)。あと「私、できない〜〜。」は禁句。

 茉利の人形操演はもう言うことなし!努力のたまもの!あの使いづらい人形(工房の皆さん、ごめんなさい)をよくあそこまで使いこなしたものです。ずっと人形操演で使いたいぐらいです。でも、それも可哀想。。。次回演技をするとしたら、彼女の課題は“顔の表情”。可愛らしい笑顔以外に、顔の表情で怒りや悲しさをパフォーマンスできるようにならないと。

 晴美の玄宗皇帝はやはり90点どまり。脇坂さんの声とのシンクロは未完成でした。ただあの短期間での上達振りは素晴らしい。センスの良さは天性のものでしょう。脇坂さんが太鼓をやめてしまったことを残念がっていましたが、それがよくわかります。これからもなんとか剣道と演劇を両立していってほしいものです。
 
 新人の奈々と静香は最後までよく頑張りました。二つの人形に等身大の声を与えられました。作られた声でないというのは、やはりいいものです。二人の課題はやはり滑舌でしょう。これからこの二人に心と技術をきちんと教えていけるのか…。劇団に課せられた大きな宿題です。

 白梨は新人の圭を抜擢しました。発声、滑舌、姿勢等、いろんな課題はありますが、舞台で顔の表情がはっきりと見せられる子です。とても大きな可能性を感じさせてくれます。
 今回の公演は、満点をやっていいと思います。天使が舞台を飛び跳ねてました。もし減点をするとすれば、それは僕や石賀さんへのマイナス点でしょう。

 香梨の幸は、自分で「もう少し、満点にはもう少しだった。」と漏らしていました。それは、心から香梨になりきることができなかったから不満なの? それとも、石賀さんの演出どおりに動けなかったから不満なの? 彼女にはこれからいろんな本を読んでほしい。読解力・感受性のアップが望まれます。しかし、これほどモチベーションの高い若い女優をどうやって伸ばしていくの? みくにそんな力があるの? 彼女はもう子役ではありません。

 涼華と瑠生は最高のパフォーマンスでした。

 こうやって考えてみると、もう涼華や瑠生の頃からが大切になってくるような気がしてきました。う〜ん。これは想像以上に大変な仕事だぞぉ〜〜…。(瑠生には代表教育も必要だし。)

 佳央のOHP操作は円熟の境地を迎えています。今回はとても落ち着きがあって全体に安心感を与えてくれました。静かなる“裏のお母さん的存在感”は特筆されます。(ポラリス入会おめでとう!) 一体、佳央の後継ぎはどうすればいいんだ!?

 音響のチャリーン西坂には、「GOOD JOB」と声をかけたい。「いい仕事だったよ!」…スタッフにたいしての最高の賛辞です。この仕事は全面的に任せられる。みくにとって必要なのはそういう人材なのです。

 鈴木さんには先乗りと写真撮影を任せました。ちゃんこにとってとても心強い同伴者だったと思います。ただ写真撮影の方は相変わらずピンボケが多く、とても「GOOD JOB」とは言えません(笑)

 宮本さんには松田さんのかわりの会計、そして物販を頼みました。金勘定は苦手みたいだけど一生懸命役割を果たしてくれました。最大派閥「ポラリス」のムードメーカーとしても大きな存在です。あの文才を活かせないものかといつも思うのだけど…。

 彩も大阪から駆けつけ、影アナもをそつなくこなしてくれました。ただ、どうも長期的に体調がすぐれない様子。心配です。顔パンパン(笑)の頃の彩に戻ってほしいものです。

 工房のみんなも打ち上げには参加してくれました。(嬉しかったぁ〜!!!!) 最後の奥さん家の梨園も大淀の人からホメてもらいました。

 石賀さんにはまた過酷な“中距離レース”を走らせてしまいました。申し訳なく思っています。
 石賀流最後の悪あがきは今回は吉と出ました。けれど逆目に出ることもこれから必ず出てきます。悪あがきの使い分けは必要です。しかし、まぁ、よく、白梨、香梨をあそこまで育ててくれました。演出の粘りは二人の舞台根性を育て、二人の舞台度胸に反映されていました。(ホールに入ってから寂しい思いをさせてしまったような気がしています。許してください。)
 これからは石賀さんがプレーイング・マネージャーのような立場に立って芝居班を率いてもらえればいいいかなという気がします。いずれにしても彼女の体力と気力が芝居班の大きなポイントを占めそうです。

 矢嶋副代表は、残念ながら留守番。辛かったことでしょう。松戸のみんなも寂しがっていました。

 楠本副代表は、当初行けないと行っていましたが、行ってくれてホッとしました。彼女がいないととても回らん。。。これからずっとついて行かなあかんでしょう。。。

 応援してくれた県外団員のみんなもありがとう。これからもみくを忘れないでください。



 客演の脇坂さん、入江さんには本当にお世話になりました。経験不足ゆえ客演に対する礼を欠いたことも多々あったかもしれません。この場を借りてお詫び申し上げます。
 とはいうものの、本当に一緒にやれて楽しかった。。。叶うことなら…また。。。



 石上さん、松戸市民劇団の皆さん。
 
 こんな素敵な芝居が作れたこと。誇りに思っています。

 皆さんのことも書きたかったけど、それは許されないこと。

 お互いもっともっと上手くなって。。。いつか。。。。また。

 しばしのお別れです。
 


2005年3月20日(日)
第6回公演(東広島公演)
『影絵ファンタジー「羽衣伝説」
 東広島市中央公民館大ホールにて

【演出】
  石賀ます子
【舞台監督】  荒谷正彦 
【舞監補佐】  木村彩子                                  
【照明】   柚木健志
【音響】 西坂千代子
【録音 
【舞踏振り付け】 田中和幸
【制作】  山崎達哉
【制作補】 楠本知恵美 

キャスト

【又四郎】  西村大輔
【天女】  横山和美
【天人】  森 貴洋
【ふくろう】  大谷美津子
【鼓太郎】  山根幸子
【お春】 西坂茉利
【銀母】 河本 香
【銀狐】
  ちゃんこ
【子どもたち】 
楠本涼華・西坂瑠生・遠藤睦月・遠藤洸希・遠藤きさら

【コロス】  日置耕一・山崎哲平・遠藤成男

OHP操作
  松本佳央梨

スタッフ
  楠本知恵美/ 鈴木一郎/宮本嘉子


SPECIAL THANKS
  東広島市中央公民館・東広島子ども劇場・シビックセンターたからや


動員数 約500名


2004年10月10日(日)
松戸市民劇団・市民影絵劇団みく合同公演
『梨の懸け橋』
 千葉県松戸市文化会館(森のホール21)小ホールにて       
 
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記念すべき劇団みく初めての県外遠征。そして松戸市民劇団の凱旋公演。

両公演の大きな違いは、やはり二十世紀梨に対する反応の違いでしょう。「二十世紀梨導入百周年」という大きな冠がついた倉吉公演と比べると、芝居自体の面白さを求めて来られたお客様が多かったような気がしました。

影絵劇に対するもの珍しさもあったのでしょう。松戸市民劇団の熱心なファンが多かったのかもしれません。とてもいい雰囲気の中で上演できたのは、とにもかくにもお客様のおかげです。

芝居自体は、残念ながらリハーサル不足が堪えました。うちの芝居はきっちりとリハーサルをこなさないとダメだ。ミスが多くて観ているのが辛かった。。。最後までリズムを取り戻せませんでした。。。ただ倉吉公演をもとに修正を加えた部分は概ね一定の成果を得ました。土地柄の違うところでの初演、再演、それぞれ微妙な調整を加えられたというのは(主催者として当然のことかもしれませんが)とてもいい経験でした。

今回のお芝居の脚本は、イベント性の高いお芝居に与えられたものとしては、とても上質なものだったと思います。長谷川さんの芯の通った原案、石上団長のメッセージ性の高い台詞、お客様の心を打つものだったと思います。僕も脚本に関してはわずかながら貢献できたような気がしています。

公民館場面のスリリングな展開は、生の舞台の面白さを教えてくれました。次々に繰り出される石上さんのアドリブに応える役者たち。どんなアクシデントが起きようが動じない…そんな逞しさが松戸の役者たちには備わっていました。そんな頼もしさが、骨太のお芝居を作り出すのでしょう。

三枚のスクリーンに映し出される背景画、人形たちはそんな松戸の役者たちに負けていなかったような気がしています。次々に映し出される絵の美しさがこの公演の興行的成功の大きな部分を担ったのは疑いようもない事実でしょう。

スクリーン裏での影絵芝居、人形シーン、そして、公民館シーン、構成上とてもバランスがよかったのではないでしょうか。場転の多さが大きなマイナス要因でしたが、この舞台構成の妙が、合同稽古を最小限でおさめ、遠距離にある二つの劇団の合同公演を実現したといえます。

子どもたちの成長ぶりはビデオを見れば歴然。役者心理を知り尽くした石上演出のしずくは、この子たちに惜しげもなく降り注がれました。栄養分を貪欲に吸収できる若さは、やはり素晴らしいものです。

主役の二人は華がありました。こういう人材を抱えておくというのは、アマチュア芝居にとって、とても大切なことです。


本当に長丁場ではありましたが、みくの芝居班はよく堪えました。山あり谷ありの数ヶ月間、よく歩き通しました。未熟な(僕の)演出を支えてくれたベテラン俳優たちにはただ頭を下げるしかありません。本当にありがとうございました。
彼らへの恩返しは、は彼らが思い切って芝居ができる環境を早く作ってあげること。難しいことですが何とか実現に向けて歩んでいきたいと思っています。

工房班のチームワークも素晴らしいものがありました。厳しい納期によく間に合わせてくれました。今回は最後の最後までスクリーンを見ていてくれました。それが今回の公演を成功に導いたのです。。。


魔法の粉をかけられて、一年半を過ごして来ました。(ひょっとしたら白梨、香梨は本当に存在してて、でもって僕たちには見えないだけで、そんあ二人の天使にみんなが操られていたのかもしれません。)


すべてを終えて。。。

二十世紀梨は素敵な果実でした。松戸は愛すべき土地でした。

梨の懸け橋…。素晴らしい題名でした。。。


【原作】
  長谷川貞雄
【構成・演出】  石上瑠美子(松戸市民劇団)
【影絵演出】  山崎達哉(劇団みく)
【脚色】  山崎達哉・石上瑠美子
衣装】  中矢 恵子
【影絵美術】  小野 進
【舞台監督】  合津浩則
【照明】  八嶋正典
【音響】 田中政人・西坂千代子
【OHP操作】  松本佳央梨
【方言指導】 田中沙織

【主題歌】 作詞:牧野 彩 作曲:藤原 豊 編曲:セカンズ
【演奏・合唱】セカンズ・ありのみ合唱隊

キャスト

【梨花】  神宮司郁子
【熊】  高梨美沙子
【鹿】  石上瑠美子
【館長】  鈴木淳義
【鳥井】  原田久未
【松戸覚之助】 合津浩則
【北脇永治】 向後文大
・農民】
  森 貴洋
【スーさん・村の長老】  鈴木孝一

【高田豊四郎】  向後直紀
【女先生・少女】  森 由紀子
【父】  長谷川貞雄
【天の帝】  日置耕一
【楊貴妃】  河本 香
【玄宗皇帝・農民】 西村大輔
【ルアン・アルリー】 石賀ます子
【少年】山根幸子

【白梨】
  横山和美
【香梨】  太田裕美
【農民】  大谷美津子・楠本涼華・西坂茉利・西坂瑠生・山本始乃


スタッフ
 矢嶋健二郎/太田宗広/小野和衛/田中沙織/小松悠基/大野福美/岡田美穂/嶋田喜美/福田洋子/ 村田隆夫/渡辺夕希/山本圭介/徳丸、入江(劇団スリーモーニング)/北川昌信


みく工房
 楠本知恵美/岩世黎子/宮本 嘉子/松田 昌子/鈴木 一郎/小野 進/川本 東洋

大道具
 北川 昌信/ 三谷 敏/吉田尚史/竹尾征二/根本 功
小道具
 楠本知恵美

SPECIAL THANKS
 金本光弘/黒川泰三/米田裕子/中館金一郎/石田 貢/結束英司/高橋テル子/
米山寛一/酒井董美

動員数 約1100名


2004年7月25日(日)
松戸市民劇団・市民影絵劇団みく合同公演
『梨の懸け橋』
 倉吉未来中心小ホールにて         
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 新作原画へ
 
大きな刺激を受けました。NPO法人松戸市民劇団はとても立派な市民劇団でした。本当に多くのことを教えていただき、感謝しています。彼らの確かな演技力と私たちの影絵演劇、とてもいいマッチングだったと思っています。
 ほんの少しだけどこちらからも刺激をおくることができたのでは、と思ったりもしています。

 県や市の期待をあび、そして初めて市民の皆さんから寄付を募っての公演となりました。まさに「市民劇団」の大いなる第一歩といってもよいのかもしれません。
 
 芝居班は石上団長のエネルギッシュな演出のもと、個々に成長をしてくれました。今後の自立は大変なことかもしれませんが、芝居に対する取り組み方を教わったようです。松戸は心優しきいい役者がそろっていました!

 工房班は、知らない間に(まさかここまでできるとは思っていなかったのです。。。)たくさんの技術を身につけてくれていました。かかし座の山下さんは「もう、教えることがない!」と言ってくれたけど、あながち社交辞令ではなかったようです。今後の課題は作業現場に籠もることなくスクリーンのある芝居現場にも顔を出すこと。パソコンのモニターの中だけで自己完結してはいけません。

 合同公演ではありましたが、まぎれもなく「梨の懸け橋」は、市民影絵劇団みく初めての新作でした。新しい作品を生み出すのはかくも大変なことなのかと思い知りました。このノウハウをしっかりと蓄積して、いつの日にかまた新作にチャレンジしたいものです。

 衣装の中矢先生、作曲の藤原先生には本当にお世話になりました。彼らの期待にいつまでも応えられる市民劇団でいたい。心の底からそう思います。


  振り返ってみると、正直なところこの公演の成功は、たくさんの幸運に助けられたような気がしています。

 10月公演は本当の意味の実力をはかる公演となります。松戸の足を引っ張ることのないよう気を引き締めていかねば。。。



【原作】
  長谷川貞雄
【構成・演出】  石上瑠美子(松戸市民劇団)
【影絵演出】  山崎達哉(劇団みく)
【脚色】  山崎達哉・石上瑠美子
衣装】  中矢 恵子
【影絵美術】  小野 進
【舞台監督】  荒谷正彦(イーストシティ) 
【照明】  柚木健志
【音響】 田中政人・西坂千代子
【OHP操作】  松本佳央梨
【方言指導】 田中沙織

【主題歌】 作詞:牧野 彩 作曲:藤原 豊 編曲:進藤ゆかり


キャスト
【梨花】  神宮司郁子
【熊】  高梨美沙子
【鹿】  石上瑠美子
【館長】  鈴木淳義
【鳥井】  原田久未
【松戸覚之助】 合津浩則
【北脇永治】 向後文大
・農民】
  森 貴洋
【スーさん・村の長老】  鈴木孝一

【高田豊四郎】  向後直紀
【女先生・少女】  森 由紀子
【父】  長谷川貞雄
【天の帝】  日置耕一
【楊貴妃】  河本 香
【玄宗皇帝・農民】 西村大輔
【ルアン・アルリー】 石賀ます子
【少年】山根幸子

【白梨】
  横山和美
【香梨】  太田裕美
【農民】  大谷美津子・楠本涼華・西坂茉利・西坂瑠生・山本始乃


スタッフ
 矢嶋健二郎/太田宗広/小野和衛/田中沙織/牧野 彩/大野福美/岡田美穂/嶋田喜美/福田洋子/ 村田隆夫/渡辺夕希/山本さん/込山章基


みく工房
 楠本知恵美/岩世黎子/宮本 嘉子/松田 昌子/鈴木 一郎/小野 進/川本 東洋

大道具・写真撮影
 北川 昌信/ 三谷 敏/吉田尚史/竹尾征二/根本 功/ 戸ア 弘道

小道具
 楠本知恵美

SPECIAL THANKS
 金本光弘/黒川泰三/米田裕子/中館金一郎/石田 貢/結束英司/高橋テル子/
米山寛一/酒井董美/江 瑞碧

動員数 約600名


2004年1月18日(日)
第5回公演(関金公演)
『影絵ファンタジー「羽衣伝説」白金の湯バージョン
 関金町都市交流センターにて         
 
 まる一年ぶりの公演となりました。「どうしてそんなに期間が空いちゃったの?
みんなはそれを代表のせいにします。グスン。(ホントのことだけど…)
 一年ぶりの舞台に選んだのは倉吉市のお隣の町「関金町」。関金町は弘法大師がその湯を探しあてたと言われる由緒ある温泉町なのです。
 今回の公演はこの温泉町自慢の施設「湯命館」との共催ということで企画が進められました。なんとチケットに入浴券と朝市の買い物券がくっついてるのです。おっ買い徳〜!支配人さんは楠本副代表の旦那さま。小さな町の温かな雰囲気の中でやってみたいという気持ちが強かったのです。(そこに甘えのような気持ちも介在したことは否定しません。)

 演出は“ミスター天人”の日置氏が担当。おおざっぱ・おおらかキャラの彼ですが、本質はどうも違うよう。気配りの行き届いた細やかな演出振りでした。本当によく頑張ってくれました!この人の責任感は強くて骨太!

 キャストは大幅に入れ替えました。天女に新人の和美ちゃんを抜擢。初々しい天女を熱演してくれました。数ヶ月間かなり悩んだ様子。一人で何度も動きの確認をしてる姿が印象的でした。とても可愛かった。課題は声量のUP!
 さて、となると天人は? 
 「待たせてすまない!」颯爽とスクリーンから登場したのは“男装の麗人”ちゃんこ。 常々この二役のからみは宝塚的な要素があってもいいと思っていたので、彼女は天人にピッタリ。立ち姿、口跡などとても美しかった。。。あえて難を言うなら本番に強いこと。じゃなくて本番に強いと思い込んでること。(強いんだと信じ込もうとしてるのだろうか?)「あたし、本番に強いから大丈夫!」稽古の最中にこんなこと言う役者は日本中さがしてもいません。厳重注意! 
 子役二人は新人の幸子ちゃんと彰子ちゃん。もうこの二人は誉めるしかない。。。
 素直に天真爛漫にみんなを引っ張っていってくれました。堂々たる初舞台でした。
  ふくろう役は玉ちゃん。若さを出したい!キャラを発揮したい!でも時間が足りない。全体に不完全燃焼で終わったのではないでしょうか。彼女本人より僕が学校をうらめしく思ったものです。いろんなアクシデントが彼女を襲いました。動揺を最小限で押えたのは立派なもの。「ほー、ほー」もよく響いてました。
 また又四郎かぁ〜。。。大吾朗は数ヶ月間、そうつぶやきながら何の存在感もみせず終わりました。同情はしません。
 「また眠れなくさせちゃいますね。ごめんなさ〜い。。涙,涙。」 石賀さんはちょっとヌルくなってた僕の強心剤となってくれました。最後はもう誰が引きとめようと舞台に上がったでしょう。女優魂には感服しますが、もう少し早く合流してほしい。
 彼女がいるといないとでは現場の雰囲気が全然違います。OHPと母親役、二足のわらじは大変だったことでしょう。早く復帰してほしい。
 河本さんは新発見。石賀さん降板か!という危機的状況で、急遽代役の準備をしてもらいました。その時の母親役の良かったこと!本音を言うと母親をやらせたかった。。。 銀狐はやはりオーバー・アクトが目立ちました。。。彼女の永遠の課題です。彼女がいなければ本番までたどり着けなかったでしょう。演技指導の的確さが印象的でした。

 今回の公演はほぼ劇団員だけで成立させました。舞台監督、音響、照明(仕込み)、皆が力を出し合いました。鈴木さんの存在感が光りました。もうひとり彼のような人間を育てなければ。。。
 音響の音出しに力を貸してくれた裕美ちゃんもGOOD JOBでした。今度は舞台に。。。 
 プロデュースは矢嶋副代表がほとんど代わりを務めてくれました。次回公演からはクレジットしたいと思っています。ご苦労さまでした。
 おっと永規を忘れてはいけません。パーフェクトな前説でした。あったかくて良かった。 小松もよく帰って助けてくれました。お兄ちゃん役はやはり彼しかいない。。。
 工房もたくさんのサポートをしてくれました。満足な仕事を与えられなかったのはひとえに代表の責任であります。。。申し訳ない。。。

 アンケートに「ピンマイクは邪道です!」と書いてありました。
 興行的な判断でした。でも正も邪もないのが演劇じゃないだろうか。。。開き直ってはいけないけど、そう思ったりもします。

 結論@みんなよく頑張りました。結論Aもう冬公演はやめませう!
 結論B宗教は一回は替えたほうがいいかも。



【原作】
  東 佐保
【構成原案】  後藤 圭 (劇団かかし座・代表)
【脚本】  初谷 康正
【音楽】  藤原 豊
【衣装】  中矢 恵子
【演出】  日置耕一

【影絵美術】  小野 進
【舞台監督】  山崎 達哉                                   
【照明】  鈴木一郎
【音響】 矢嶋健二郎 太田裕美
【進行助手】 森田 晴美
【雅楽録音 後藤裕里香
【パンフ・デザイン】 川本東洋
【制作】  山崎 達哉
【制作補】 楠本知恵美  矢嶋健二郎

キャスト
【又四郎】  西村 大輔
【天女】  横山 和美
【天人】  ちゃんこ
【ふくろう】  玉木 紘子
【鼓太郎】  山根 幸子
【お春】 岩間 彰子
【銀母】 石賀 ます子
・銀狐】
  河本 香
【コロス】  小松悠基・小林永規

OHP操作
石賀ます子

スタッフ
 岩世 黎子/宮本 嘉子/松田 昌子/鈴木 一郎/大丸 美智代/小野 進
/川本 東洋/井中 球恵/萬治 香/楠本 知恵美/ 西坂さん

大道具・写真撮影
北川 昌信 / 三谷 敏 / 戸ア 弘道

SPECIAL THANKS
倉吉交流プラザ・倉吉未来中心・成徳公民館・公益社小山・野広 悟
・丁田勝功

動員数 約200名


2003年1月19日(日)
第4回公演(第一回自主公演)
『影絵ファンタジー「羽衣伝説」小ホール・バージョン
 倉吉未来中心小ホールにて
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 初めての自主公演でした。自分たちでやろうと決めて、自分たちの力だけで最後までやり通しました。後藤先生や初谷先生に.頼ることなくやってみたかった。とりあえずそうしなければ前へ進めない気がして・・・。お春役に新人の中学生を抜擢、コロスにも三人の新人を起用しました。演出は難航をきわめました。絶対的な演劇人がいない状態で皆が混乱しました。皆が大きな不安を抱えながら本番の日が近づいてくるのを恐れているような空気がありました。しかし年が明けてからは演出家や役者に開き直りのようなものができてきて、徐々に一体感が生まれてきました。直前の一週間前の三連休カンヅメ稽古はいつまでも皆の記憶に残ることでしょう。いろいろなドラマがありました。小ホール・バージョンということで思い切って丸スクリーンの鳥を廃止しました。工房が作った新作の絵は素晴らしいものでした。製作部門の材料仕入れのルートも確立できました。小ホールに入ってからのリハーサルで、すべてがさらけ出されてしまう小ホールの恐ろしさに愕然としました。役者たちの小さなミスも致命傷になります。
 裏方の緊張感が少しでも緩めば、それは客席に筒抜けになってしまいます。とにかく.皆の気持ちを高めてゆくことだけに気を使いました。最後の通し稽古、ゲネプロはそれこそ命がけでした。大きな不安の中迎えた本番は、私たちに大きな喜びを与えてくれました。あんなに恐れていた客席との距離の近さは、逆に私たちに勇気を与えてくれました。なんともいえない温かな会場の雰囲気の中、役者たちはのびのびと演技しました。大吾朗、好美ちゃん、日置さんはベストアクトといっていいでしょう。みんな良くやりました。新人の晴美ちゃんも素晴らしかった。子どもたちの熱い視線、お客様たちの温かな拍手は一生忘れられません。きっと満足していただけたと思います。皆で必死に販売したチケットを握り締めてきたくださったお客さまたち。お客さまの大切さを全身で感じた自主公演でした。劇団みくは第一段階を越えました。



【原作】
  東 佐保
【構成・演出】  後藤 圭 (劇団かかし座・代表)
【脚本】  初谷 康正
【音楽】  藤原 豊
【衣装】  中矢 恵子
【影絵美術】  小野 進
【舞台監督】  荒谷 正彦(イーストシティ)
【照明】  原田 高明(STAGE CRAFT) 岩世黎子
【音響】 上田 誠  玉木 紘子
【制作・演出】  山崎 達哉 (劇団みく・代表)
【制作補】 楠本知恵美  矢嶋健二郎
キャスト
【又四郎】  西村 大輔
【天女】  河本 香
【天人】  日置 耕一
【ふくろう】  ちゃんこ
【鼓太郎】  桑崎 好美
【お春】  森田 晴美
【銀母・銀狐】  石賀 ます子
【コロス】  松本佳央梨・大谷美津子・盛山有斗・小林永規・西村千夏・辻 浩司
【雅楽】 後藤裕里香

OHP操作・演出補
牧野将紀

スタッフ
 岩世 黎子/宮本 嘉子/松田 昌子/鈴木 一郎/大丸 美智代/小野 進/田中 理美/川本 東洋/牧野 彩/井中 球恵/萬治 香/楠本 知恵美

大道具・コーラス
北川 昌信 / 三谷 敏 / 竹尾 征二 / 千石 祐正 / 吉田 尚史 / 牧原美由紀 / 戸ア 弘道 / 三谷 実 / 前田.由美子

SPECIAL THANKS
倉吉交流プラザ・成徳公民館・BYヨシダ・石田紙器・山本印刷

動員数 約450名(二回公演合計)


2002年10月26日(土)
第3回公演 
第17回国民文化祭・夢フェスタとっとり「羽衣伝説フェスティバル」第二部
photo

 鳥取県で開催された国民文化化祭への出演ということで、気合が入りました。ほぼ一年ぶりの倉吉未来中心大ホールでの公演旗揚げ公演の時のスタッフが再度集まっての大きな舞台となりました。春のオーディションに応募してくれた二人の新人をキャストに、そして数名の高校生をコロスや音響に起用しての舞台でした。背景画の描き替えに積極的に挑み、製作班(工房と呼ぶようになりました。)のスキルアップを一気に図ることができたのが大きな収穫でした。iーMacを二台も揃えてしまいました。
 舞台の方は、和紙を使った美術が大きな反響を呼びました。JCメンバーが大道具係として大車輪の活躍をしてくれました。第一部は地元の文化団体の発表会。第二部は打吹童子ばやし、つぼみ会バレエ教室との再共演、二団体の意気込みはものすごく、それに引っ張られるように、みくも全力を尽くしました。中部地域、県外の方に影絵劇をPRする絶好の舞台となりました。市民劇団としての認知度も高まったような気がしました。とりあえず劇団みくは当初の大目標をクリアしました。



【原作】
  東 佐保
【構成・演出】  後藤 圭 (劇団かかし座・代表)
【脚本】  初谷 康正
【音楽】  藤原 豊
【衣装】  中矢 恵子
【影絵美術】  小野 進  孟根 吉徳
【舞台監督】  斎藤 浩樹
【舞監補佐】  加藤 藍子
【制作】  山崎 達哉 (劇団みく・代表)

キャスト
【天女】  河本 香
【天人】  日置 耕一
【又四郎】  西村 大輔
【鼓太郎】  桑崎 好美
【お春】  松本 佳央梨
【銀母・銀狐】  石賀 ます子
【ふくろう】  ちゃんこ
【コロス】  福田 さやか/林 美和子/山崎哲平/牧野将紀/大谷美津子
【雅楽】 後藤裕里香

OHP
鈴木 一郎

音響
都藤 守/玉木 紘子

スタッフ
岩世 黎子/宮本 嘉子/松田 昌子/大丸 美智代/小野 進/田中 理美/
牧野 彩/川本 東洋/鈴木 一郎/萬治 香/楠本 知恵美

主催
17回国民文化祭倉吉市実行委員会

動員数 約1200名


2002年3月3日(日)
第2回公演 
『影絵ファンタジー「羽衣伝説」〜今よみがえる美しき天女の物語〜』
米子市立伯仙小学校30周年記念式典にて

 米子の伯仙小学校さんからの依頼をいただき、前年9月の倉吉未来中心大ホールでの公演を『小学校の体育館で上演できるスタイル』へと転換しました。大ホールでこそできた演出や舞台美術を、小学校の体育館でどう表現するか。この公演については、講師の先生方の指導も十分に受けられないという環境の中で、地元の人間たちだけでどこまでの表現ができるかという、ある意味みくにとっての新たな挑戦の、大きな第一歩でした。『トラック一台で、全国の何処へ行ってもお客様に喜んでいただける芝居を。』そんなメンバーたちの思いが形になりはじめた、みくにとっても思い出深い公演でした。
 公演当日は、小学校の生徒さんたち、先生方、式典来賓の方々、また生徒の保護者の方々のみならず、地元の皆様やその他一般のお客様も観劇に足を運んでくださいました。公演後生徒さんたちからいただいた感想文は、今でもわたしたちの支えになっています。


【原作】
  東 佐保
【構成・演出】  後藤 圭 (劇団かかし座・代表)
【脚本】  初谷 康正
【音楽】  藤原 豊
【衣装】  中矢 恵子
【影絵美術】  孟根 吉徳
【舞台監督】  大丸 美智代
【演出補佐】  田中 沙織
【制作】  山崎 達哉 (劇団みく・代表)

キャスト
【天女】  山根 裕子
【天人】  日置 耕一
【又四郎】  西村 大輔
【鼓太郎】  小松 悠基
【お春】  松本 佳央梨
【銀母】  石賀 ます子
【銀ぎつね】  井中 球恵
【ふくろう】  河本 香
【コロス】  丁田勝功/菅原信育

照明
鈴木 一郎

音響
上田 誠/牧野 彩

スタッフ
岩世 黎子/宮本 嘉子/奥田 純子/松田 昌子/稲垣 泰子/大丸 美智代/小野 進/田中 理美/福永 正和/菅原 香/鈴木 一郎/萬治 香/楠本 知恵美

技術協力
大前タイヤ
STAGE CRAFT

SPECIAL THANKS
伯仙小学校関係者のみなさま


動員数 約800名


2001年9月9日(日)
旗揚げ公演 
『影絵ファンタジー「羽衣伝説」〜今よみがえる美しき天女の物語〜』
倉吉未来中心大ホールにて
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<あらすじ>
 昔むかしのお話。その日、打吹山は美しい月明かりに照らされていた。山頂には笛と太鼓を奏でる男の子と女の子。彼らは、生まれてこのかた、この地上に季節というものがあることを知らなかった。そして、この日彼らのもとに12年ぶりの春が訪れる。かぐわしい匂い、光り輝く花びら、月の光に照らされ咲いた花を見て、子どもたちは春の素晴らしさを知る。なぜ、12年もの間地上には春がおとずれなかったのか?話は12年前にさかのぼる─…。


【原作】  東 佐保
【構成・演出】  後藤 圭 (劇団かかし座・代表)
【脚本】  初谷 康正
【音楽】  藤原 豊
【舞台美術】  齊藤 浩樹
【衣装】  中矢 恵子
【影絵美術】  孟根 吉徳
【舞台監督】  齊藤 浩樹
【照明】  市川 滋 (ライティング・ムー)
【影絵指導】  劇団かかし座
【影絵人形制作指導】  山下 義文
【演技ワークショップ】  杉浦 圭太
【演技指導】  後藤 圭/初谷 康正
【制作】  (社)倉吉青年会議所

キャスト
【天女】  山根 裕子
【天人】  日置 耕一
【又四郎】  西村 大輔
【鼓太郎】  田中 沙織
【お春】  松本 佳央梨
【銀天(コロス)】  松下 幸一
【銀母】  石賀 ます子
【銀ぎつね】  井中 球恵
【ふくろう】  河本 香
【コロス】  山崎 哲平/宮本 嘉子

照明
鈴木 一郎

音響
上田 誠/牧野 彩

影絵スタッフ
岩世 黎子/宮本 嘉子/奥田 純子/松田 昌子/稲垣 泰子/大丸 美智代/道祖尾 太祐/黒川 晶/楠本 涼華/小野 進/中澤 千春/山脇 宏子/吉田 由香里/西田富士子/石坂 修/米原 紀子/荒井 喜江/安藤 晴美

衣裳製作
寺方 弘美/矢城 ひろみ/坂手 玲子/高井 泰子/萬治 香/楠本 知恵美

SPECIAL THANKS
打吹童子ばやし
つぼみバレエ教室
後藤 裕里香/村川 裕子 (雅楽)

特別スタッフ
横木 永子 (てっぽんかっぽん)
楠本 知恵美 (鳥取県おやこ劇場こども劇場協議会)
萬治 香 (倉吉おやこ劇場)
山崎 達哉 (倉吉青年会議所) 


動員数 約1200名